男性・女性不妊の改善に、葉酸はどんな効果があるのか?

妊娠したいと希望する人へも葉酸の摂取を勧めていますが、不妊改善にどのような効果が期待できるのでしょうか?ここでは男性・女性不妊の原因に、葉酸がどのような効果が期待できるのか説明します。

 

葉酸は、精子の異常を防止する効果があります。

 

アメリカ合衆国カリフォルニア大学の研究者らが、野菜から葉酸を十分に摂取させた男性の精子と、不足がちな男性の精子を比較する実験が行われました。

 

その結果、葉酸を多く含む野菜を摂取した男性に効果がみられ、染色体の異常な精子が少ないことが報告されています。妊娠したいと希望している人は、男性・女性に関係なく葉酸を摂取するようにしましょう。

 

葉酸は、着床・子宮頚ガン防止に効果があります。

 

葉酸の欠乏はガンと深い関わりがあります。葉酸は果物や野菜に含まれる栄養素で、特に葉酸の摂取量と関連の深いガンは子宮頚ガンと直腸ガンです。

 

フィネック博士の研究によって子宮頚ガンと葉酸の関係が証明されました。葉酸が欠乏することによって、子宮頚ガンの発症リスクが高くなるといわれています。

 

葉酸をきちんと摂取することで、子宮頚ガンの予防に効果が期待できると指摘されています。

 

葉酸には細胞分裂を助ける働きがあるため、不妊の原因となる子宮障害などへ働きかける効果があります。葉酸は子宮の細胞に働きかけ、子宮内膜を強くしたり受精卵を守る働きをし、着床を助ける効果があります。

 

葉酸は、貧血を改善する効果があります。

 

一般的な貧血は、鉄が欠乏することで起こるといわれていますが、悪性貧血(巨赤芽球性貧血)は、葉酸とビタミンB12の欠乏によって起こります。

 

葉酸は赤血球を造血するときに必要な酵素で、ビタミンB12とともに働きかけます。不妊症の人には、貧血・低血圧・低体温の人が多く、それもまた不妊の原因といわれています。

 

葉酸を摂取し貧血を防止することで、不妊改善に効果があるのです。

 

葉酸は、甲状腺ホルモンに働きかける効果があります。

甲状腺疾患は遺伝的な要素が強い疾患で、男性の約4倍、女性の方がかかりやすい病気です。甲状腺ホルモンは、発育や成長に欠かせないホルモンです。

 

葉酸が欠乏することで、新陳代謝や甲状腺腫を引き起こします。甲状腺の病気も不妊の原因に深く関わりがあり、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、月経不順や無月経などを引き起こします。

 

葉酸をきちんと摂取することで、甲状腺ホルモンに働きかけ成長を促し、代謝を盛んにする効果があります。